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アゼライン酸とは|日本の化粧品と海外の医薬品、扱いの違い

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アゼライン酸とは|日本の化粧品と海外の医薬品、扱いの違い

この成分を3ポイントで

アゼライン酸の要点

アゼライン酸の配合成分・使用感・肌質別の向き不向きを整理しています。

目的
アゼライン酸は、日本では医薬品・医薬部外品としての承認が無く、化粧品成分として配合される成分です。海外(米国・欧州等)では15〜20%配合の外用薬が医療用医薬品として承認されている国がありますが、これは海外での医薬品としての位置づけであり、日本国内で流通する化粧品にそのまま当てはまるものではありません。日本の一般化粧品には、化粧品として認められる範囲の配合量・表現でのみ配合されます。
比較される成分
アスコルビン酸・パントテン酸カルシウム・グリチルリチン酸ジカリウム

向いている人

  • アゼライン酸が自分の肌質・目的に合うかを確かめたい方
  • 同じ役割の商品と、成分やテクスチャーで比べたい方

慎重に見たい人

  • 敏感肌で赤み・かゆみ・ひりつきが出やすい方
  • 複数の美容成分を重ねていて、刺激や乾燥感が気になっている方

アゼライン酸は、海外では医薬品として使われている国がありますが、日本では医薬品・医薬部外品としての承認が無く、化粧品成分として配合されています。海外の情報をそのまま日本の製品に当てはめないことが、この成分を理解するうえで重要です。

アゼライン酸とは何か

アゼライン酸は、日本では化粧品成分表示名称として登録されている成分です。医薬品にも医薬部外品にも該当しないため、承認された効能効果はありません。国内の一般化粧品には、化粧品として認められる範囲の配合量・表現でのみ配合されます。

どんな製品で使われるか

近年は国内外のブランドから、アゼライン酸配合の美容液・化粧水・クリーム・パックなど、さまざまな剤型の化粧品が販売されています。自社の商品分析記事でも、アゼライン酸を配合したスキンケア製品を紹介しているものがあります。配合濃度は製品によって幅があり、パッケージや公式情報でご確認いただく必要があります。

一方、海外(米国・欧州等)では、15〜20%配合の外用薬が医療用医薬品として承認されている国があります。主に尋常性ざ瘡(にきび)には20%配合クリーム、酒さには15%配合ゲルが治療に使われているとされています。これはあくまで海外の医薬品制度における位置づけであり、日本国内で販売される化粧品とは配合目的も承認区分もまったく別のものです。

他の成分との違い

ニキビ・肌荒れに関連する成分としては、グリチルリチン酸やイオウなど医薬品・医薬部外品の有効成分として承認されているものもあります。アゼライン酸はそれらとは異なり、日本では化粧品成分としての位置づけにとどまる点が大きな違いです。

選ぶときの確認ポイント

  • 「医薬品」「医薬部外品」の承認効能ではなく、化粧品としての配合であることを理解したうえで選ぶ
  • 配合濃度は製品ごとに異なるため、パッケージ・公式情報で確認する
  • 初めて使う場合は目立たない部位で試す。刺激を感じた場合は使用を中止する

self-mediAとしての注意点

アゼライン酸は日本で医薬品・医薬部外品として承認されていないため、「ニキビを治療する」「治す」といった医薬品的な効能を標榜することはできません。海外での医薬品としての承認情報を、日本国内の化粧品の効能であるかのように読み替えないようご注意ください。肌に異常が出た場合は使用を中止し、皮膚科専門医にご相談ください。

当サイトは一般的な情報提供を目的としており、効果・効能を保証するものではありません。商品選びに迷う場合は店頭スタッフ・登録販売者に、肌に異常や不安がある場合は皮膚科専門医にご相談ください。
久保田 大智(登録販売者)

About the author

久保田 大智(登録販売者)

ドラッグストアで2022年からスキンケア・薬用コスメ・医薬品・サプリの接客・相談対応に従事する登録販売者。成分・注意点・選び方を店頭での相談経験をもとに整理しています。本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療・効果保証を目的とするものではありません。

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